
令和4年度事業・活動報告
◆にわ・ガーデンフェスタ
~癒しと安らぎの庭園~
「緑のちから~人とまちを元気にする」緑化推進事業となる「にわ・ガーデンフェスタ」が、
10月15日(土)・16日(日)の2日間、石川県産業展示館2号館前屋外展示場で開催されました。
「石川の技の伝承」と「人も緑も無理をしない空間づくり」を基本に、それぞれのまちに会った緑の空間をご提案させて頂きました。

武原造園 武原俊彦
作庭テーマ「北欧の風景」

造園植政 岡田政昇
作庭テーマ「秋への癒し」

㈱庭遊KURO 黒田泰隆
作庭テーマ「神秘の森」

あら樹造園 新木長一
作庭テーマ「悠久の刻」

青年部
作庭テーマ「秋のキャンプ」
◆石川の技能まつり
『もっと知ろう もっと体験しよう 技能と技術』をテーマとした
第49回石川の技能まつりが、10月16日(日)石川県産業展示館3号館で開催されました。
本組合からも、【見て知る 技能実演・展示コーナー】において、
卓越技能者「現代の名工」を令和2年度に受賞された㈱進樹園 磯野進吾氏、
全技連マイスター令和2年度認定を受けた川村造園 川村考治氏、
同じく令和3年度認定を受けた武原造園 武原俊彦氏の3名が作品展示を行いました。



また、【販売コーナー】では、向瀬造園、中村茂好氏が「癒しの苔玉」販売や幻想的な音色を響かせる水琴窟を設置し、天岩屋造園㈲ 岩谷樹氏の点てる「お抹茶席」で来場者に一息していただきました。


◆令和4年度 第20回 日比谷公園ガーデニングショーにおける
ライフスタイルガーデン部門で優秀賞(アイデア賞)を受賞しました!

【武原氏のコメント】
コンセプトは、地球温暖化による異常気象、終息が見えない新型コロナウイルス感染拡大などにより、人々の生活に疲弊感が見うけられる今日、豊かな自然との共存が暮らしの中に息づいている北欧フィンランドをイメージした、木のぬくもりと優しい温かさの薪ストーブのある家、その周りには潤いと安らぎを与える樹木や草花を配したガーデンを楽しんでもらえる庭を試みました。
武原造園 武原俊彦
◆金沢港クルーズターミナル「おもてなしの庭」作庭事業

< 夏 季 >
6~8月
「龍門瀑」(りゅうもんばく)
今回は、枯山水(石庭)で「龍門瀑」を表現しました。
「龍門瀑」とは、ある鯉が三段の滝を登りきって龍となる、中国の故事・登竜門を造景した滝の様式のことです。庭の解釈は難しいので、誰が観ても解りやすい庭を作りました。
石だけでの構成で、力強い立体的な石組や、白砂利で表現した清涼感ある水の流れをご鑑賞ください。
【作庭者】
令和2年度「優れた緑の技能士顕彰」受賞
村田大正園 村田 宗一郎 氏
< 春 季 >
4~6月
「加賀・能登の伝統と風景」
日本三名山の一つ「白山」は古くから信仰の山として県民に親しまれており、金沢では「金箔」が江戸時代から今日まで伝統工芸として受け継がれてきています。
私が住む能登では、加賀友禅で鮮やかに染め抜かれた「花嫁のれん」という婚礼の風習があります。嫁入り時に嫁入り道具として持参し、嫁ぎ先の仏間の入り口にかけ、花嫁がそれをくぐってご先祖様にあいさつをして初めて嫁入りが認められるというものです。
【作庭者】
令和3年度「全技連マイスター認定」受賞
武原造園 武原 俊彦 氏

クルーズ乗車される以外の方もどなたでもご覧頂けます!
◆馳知事へ表敬訪問
令和4年5月22日に執り行われた、
石川県造園業協同組合第39回通常総会における役員改選により選出された中田正敏新理事長が、磯野進吾相談役、谷孝一相談役、新木長一副理事長 3名の同行のもと6月28日石川県庁に
馳知事を表敬訪問し理事長就任のご挨拶を行いました。
